目指せエスキモー!?春の雪山でイグルー を作ってきました

April 8, 2015

 

ひとつ前の記事でカブさんによる平標山の山行の様子がアップされておりますが、

その前日にチャリ坊は隣の山の麓でイグルーを作って遊んでいました。

 

イグルーとはエスキモーの家と言うとわかりやすいですかね、雪のブロックを積んで作った雪洞です。

現代ではエスキモーの方々もイグルーには、住んでいないらしいですが、雪山登山の際にはテントの代わりやビバークする際に作られます。

 

バックカントリーで滑っている人間としては、読図や雪崩に対する知識、ビバークの方法などの雪山に対する知識は必要不可欠な為、日々楽しくお勉強なシーズンです。

 

今回トライしたイグルーは、前々から作りたいと思っていたのですが、山へ行くとどうしても滑りがメインなので・・・時間も掛りそうということでなかなかタイミングが合わず、やっとシーズン終わりに行う事が出来ました。

 

設置場所に選んだ山域はバックカントリーで何度か登っている日白山。

 

 

ちょうど景色のいい開けた場所があったな~と思いだしロケーション決定!

決行は3/25~27の三日間のうちのどれかでやろうと計画し、ひとり旅に出発しました。

 

一日目は、真冬に逆戻りな吹雪!!

バックカントリーではツボ足だと深いところで胸、スノーシューを履いても腰まで埋まるほどの降雪があり、鬼ラッセル&スノーボードを楽しみました。

 

二日目は、前日とはうって変わって、どピーカン!!

ちょっと気温高くて重めの雪でしたが、雪が腐ってなさそうな北斜面を選んで滑走!

程よくスピードの出る新雪で今シーズン最後のパウダースノーを満喫しました♪

 

そして、いよいよ三日目!前日までのハシャギ疲れもあり予定より1時間ほどお寝坊・・・(笑)

 

8時に駐車場を出発し、スノーシューで1時間ほどのんびりハイク。

前日同様に抜けるような青空、気温もどんどん上がってTシャツでも汗ばむ暑さ。

先行者は山スキーのトレースが途中までありましたが、すぐに別ルートへそれた為、クラストした雪面をラッセルです。

 

キラキラとした白銀の森を歩くのは気持ちが良いですね♪

現場に着くと早速撮影の準備をして、いよいよイグルー作りスタートです!

 

ポールを使って円を描き、大きさを決め、前々日に降った柔らかい雪をどかして固まった雪の層からブロックを切り出します。

ブロックは最初ショベルで1個分掘り、そこから広げるようにスノーソー(雪用ののこぎり)を使って切り出しました。

 

が、ちょうど1段目を積み上げたところで嫌な予感がしました。

「これ・・・屋根掛るかな?」

意気込んで作り始めた為、ちょっと大きくなっちゃったようで、このまま行くと雪もどんどん緩むし屋根が掛けれない気が・・・(笑)

 

そこで急遽予定を変更して、ちょうど大人が2~3人川の字で寝れるようなイメージの楕円形な、かたちを目指します。

 

ある程度イグルー内からブロックを切り出したら、外からも切り出します。

材料はいくらでもありますから安心です(笑)

 

事前に調べた感じだと、外でブロックを切り出す人と、それを積む時にサポートする中で作業する人とで全方向にぐるぐる積んで行き、閉じ込められた中の人は、最後の方でスノーソーで出入り口を作る際に出てくるといった方法が多かったのですが、チャリ坊は一人で作りましたのでCの字型に作って最後出入り口を狭くしていく方法を取りました。

 

ブロックは、上に行くにつれ内側へずらして積んで行きますが、最初これがなかなか難しかったですね。

と言うのも昼頃にはさらに気温も上がり、積んだブロックも融け始めなかなかくっ付いてくれません。

 

それでもやっているうちにコツをつかみ始め、胸の高さぐらいまで出来上がった頃、朝に見たトレースの山スキーの方々と思われる二人が滑ってきて、こちらへ近づいてきました。

 

山スキーの方:「こんにちは。おきゃくさんを泊めるんですか?」

 

チャリ坊:「え?あ、いや、遊びで作ってるだけなんですよ~今日もう東京へ帰るんです。」

 

山スキーの方:「そうなんですか~ずいぶん立派なのを作ってらっしゃるので、ペンションの方が

 

お客さんの為に作っているのかと思いました。」

 

チャリ坊:「あはは。ありがとうございます!それではスキー楽しんでください。お気をつけて~」

 

と、楽しく談笑タイム♪ さみしさも紛れて!?程よい息抜きになりました。

 

人がほとんどいない雪山の中だと、巡り合った人とすぐに仲良くなれますし、独特の連帯感が生まれることが多くて好きです。

たぶん一人で生きていくには過酷な環境下では協力しなければ~という本能的な何かがあるんでしょうね。

 

山スキーの方々とお別れしてから急ピッチで作業再開!

いよいよ屋根を掛けますが、ココはなるべく長くて丈夫なブロックを切り出しました。

 

雪は降ってから気温や陽射し、風などの影響で様々な状態に変化し積み重なって行きます。

表層雪崩などは斜面で、この層と層の間にできた接着の弱いところ(弱層と言います)が滑り落ちておこります。

下の写真は二日目バックカントリーを滑った際、対面した南斜面にあった表層雪崩の痕です。

 

 自然のパワーの前では人間はとても非力です。

雪山を登る際やバックカントリーでスキーやスノーボードをする際は、行動する斜面の弱層を調べて雪の状態をチェックすることが必要不可欠ですね。

 

そして、同時に雪山は本当に美しいです。

稜線の迫り出した雪庇やシュカブラと呼ばれる雪の風紋、樹氷、吹雪やガスで何も見えないホワイトアウトの状態や雪崩ですら、その迫力に心打たれる瞬間があります。

 

ですので、スノーソーを使って垂直に切り出した年輪のような雪の層の断面が、雪山の時間が閉じ込められた日記のようでチャリ坊は大好きです♪

 

 

そんな雪の層を観察し、屋根の材料に狙うは、気温が一度上がって融け、再度冷え込んで凍ったのであろうと予想できる氷のような硬く締まった層!

 

とういか、後半はどんどん雪が緩んでそれ以外の部分はシャリシャリに融けて使えませんでしたが(笑)

 

慎重に長い板状のブロックを切り出して屋根を掛け、最後に広くなっている入口を狭くして完成~☆

なんだかんだけっこう時間掛っちゃいましたが、まあ~はじめてですし満足♪

 

早速中に入ると外が暑い分、ヒンヤリしてて気持ちいい~!!

出入り口からは遠くに苗場山ですかね?が、綺麗に見えていてちょっと感動。

 

 

完成後、あまりのポカポカ陽気に

「ん?イグルーって本来寒さから身を守る為の物では!?」

などとちょっと疑問に思いましたが、作る時期とタイミングがね^^;

まあ、練習と言う事で!

来シーズンは他のクルーと一緒にもっと巨大な奴を作って、イグルー泊ツアーをしたいな!

 

最後にせっかく作ったので何か面白いことしたいなと思い・・・

 

続きはYOUTUBEチャンネルの動画で↓↓

 

 

 

 

 

 

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