河原でストーンナイフを作ってみよう!!

January 26, 2016

こんにちわティンダロォッスでっす。 みなさんアウトドアにおいて「ナイフが一本あればたいていのサバイバルはこなせる」みたいなのを耳にしませんか? 

 

たしかにランボーよろしくサバイバルナイフの底部のスクリューキャップを外し一人黙々となんかうろ覚えですが傷口?みたいなのを縫合してゆくシーンを目の当たりにしたチャイルドフッド、「すげぇ!ナイフってかっけぇ!すげぇ!」と子供心に思ったものです。 ナイフは人を殺すという要素より、扱い方をちゃんとすればむしろ総合的に自分を助けるものなんだ!との解釈もこのあたりから芽生えたわけですが、実際はナイフがすごかったというより、もはやあれに関してはランボーの精神力がケタ違いだったんでしょうね。 

 

まぁランボーはいいとして、同時によく思うことがあるわけです・・・「そもそも危機的状況でナイフすら手元になかったらどうすんでぃ」と・・・。

 

そこで今回はそんな疑問にお答えするべく、アウトドアや軍隊の要素にテーマが置かれた映画「ハンテッド」でナイフをなくした主人公たちがおのおの森でナイフをこしらえ最終決戦に挑むさまを実践してみようという大変マニアックな企画に(笑) そう、究極ですがない場合は作るしかないのです。 単純明快。

 

 

こちらの企画、1月27日発売の雑誌「PEACECOMBAT VOL11」さんでもコラムになっておりますので、併せまして誌面もご覧いただけると幸いです♪

 

 

 

さてさて、手軽に調達できるナイフ素材と言えばやはり動物の骨や石、落ちていればですがガラス瓶なども十分役に立ちますが、もう、もじもじしていても始まらない!とりあえず河原にでもいってやってみましょ!GoGoGo! 

ハイ来たここ河原☆ これから石と石をぶつけて割ったり、鉄製のハンマーやヤスリセットなどをつかってですね、ストーンナイフを作りますよ!

 

 

河原をうろうろ探すこと5分、落ちている石でも十分デフォルトである程度刃をつけられそうなものが転がってますね! 

 

 

 ぬぬぬ・・・この先端、小さく研いで波刃のようにしたら、良い切れ味になるかも・・・。 スイカくらいなら切れるかな(笑)?

 

 

実はストーンナイフ作成の過程で、とても大切なことが打点を見極めること・・・。 変なとこ叩くと一気にクラックが入って台無しになるから・・・。 これから刃物にするぞ!ってお石ちゃんと対話をしなくてはいけないのです。 太古の人間が生きるためにしてきたことを、現代においてもこんなにも簡単に体験できるのですよ。 ここからは石と自分の世界になるので驚くほど無心になれます。

 

とりあえず適当になんでも割ってみて割り方の感覚を確かめましょうね。

 

 

本日のティンダロス、黒のMA-1で完全にハンテッドのベニチオ・デル・トロに寄せてます(笑) ブーツは安全面からダナーにしました。

 

 

 

そしてお気づきかと思いますが・・・本日のブログの内容、マジで絵が地味です(笑) 石叩きまくるだけですからねなんてったって今現在!!

 

黒曜石とかちゃんとあとで出てきますンで、お付き合いのほど最後までよろしくお願いいたしますね( -ω-)

 

 

こちらカブさん。 とりあえず見てても始まらないですからね、手ごろな石を見つけて割ります。 

 

これね、最初は「なんで現代人の自分が石なんか割らなきゃ・・・」とちょっとあまりにもシンプルすぎるルーティーンを前にさすがに自分に疑問を持つのですが、ある程度コツがつかめてくると、とにかく無心になり楽しいんですよ(笑)

 

 

粉々になった石から使えそうなものを探してみたり・・・。

 

 

思い切って石と石で研いでみたり。 とりあえず割って触って感触をつかみます。

 

最初からいいものはいきなりできませんからね。 ドイツのことわざにこんなのあります⇒「Übung macht den Meister.」 ユーブング マハト デン マイスター = 練習が職人を作る!

 

 

きもちのよい河原にウキウキのチャリ坊さん(笑)

 

にこやかに「ヤリ作るぜ!」と宣言!

 

 

ヤリの作り方。

 

① 手ごろな平たい石を見つけたる

② 刃にする部分を立てて躊躇なくガシガシ叩く。

③ いわゆる打製石器と言いますが、剥離性のある素材でこれをやるとあっという間になにかしらナイフめいたカタチになります。 これで大まかに形を作り、細かい刃つけ等の修正に移るのですね! 古代人の知恵!

 

ブレードになる部分を真上から叩くわけですからちょっと え?もったいなくない?大丈夫?みたいに気が引けますが、ざっくりとんがったものを作るならこの作業がかなり早かったですね。 

 

 

前述の通り、この日、鉄製のハンマーやヤスリも持ってきていたのですが、あくまでも「河原にあるものだけ」でこだわるチャリ坊さん(笑) 写真は落ちてた枯れ木で「柄」を作っている所。 

 

 

できた! オーガニックヤリ! 全部河原にあったもの!

 

 

 つんつん☆ 予想外のできばえに満足! 無心になってたのしい!

 

 

おりゃ!!

 

テンションあがって投げるふり(笑) ちなみに投げません。 危ないというほどではないのですが、手元をはなれた瞬間からまじどこ行ったか見つけられない(笑) だって地面の上では一見ただの枯れ枝なんだから! 

 

 

さてさてみなさん、なんとなくコツがつかめてきたご様子ですね☆

 

 

という事で真打ち登場! 河原にあるものだけだとロケが成立しない可能性もありましたので、今回は石器時代から人類の狩猟を支えた「黒曜石(英名:Obsidian)」を用意しました! ティンダロスの実家の庭に転がっていまして幼少期から慣れ親しんだ石でもあります(笑) 

 

これを使ってナイフを作りベーコン切って河原で焼いて食べたいと思います!

 

黒曜石はどこにでも転がっている物ではなく産出される一定のエリアからしか採れないガラス質の石です。この黒曜石はチーズでおなじみ北海道十勝産のものになるのですが、当然どこにでもあるわけではなく河原でほいほい遭遇するもんでもありません。 しかもこの際持ち込みですからね、本当にナイフがないときの参考にはもはやこのブログはあまりなりえな・・・さぁグダグダ言わずに気分を明るくしてなるべく前向きな気持ちで黒曜石ナイフ作りますよ!!いやマジ楽しいのなんかこの石割る作業! やればわかります! 変に夢中になりますのよ!!

 

 

あ、グローブとアイウェアしてくださいね絶対。 ストーンナイフ作るときはだいたい破片飛びますが、黒曜石の破片はとにかく鋭利なので。 

 

さて準備できたら割ってゆきます。 リズムよく、はじくようにガツガツとやっていくとパキっと扇状に剥離します。

ちなみにグローブはメカニクスのマルチカムでっせ!サングラスはESSのCDI持ってきました。

 

 

何回かやってゆくと、おっと、いい感じに剥離しましたよ。

 

 

黒なのですが、剥離した個所はまさにガラスのようで光が透けます。 きれいですよね。

 

 

そしてこの剥離した破片だけで新聞紙がスッパスパ(笑) 唖然とするほど切れます・・・これで昔の人は矢じり作ってたんだから・・・そらシカとか狙ったら余裕で刺さっちゃうでしょうね・・・。

 

 

ちょっと割っただけでも破片がすんごい危ない・・・。 ガラスのコップが割れちゃったときみたいな鋭利さ。 破片だけでも充分役に立ちまっすからね、ナイフの形にしなくても、サバイバル下にあれば手ごろなものを見つけたらそれでもよいのではないでしょうか。

 

 

河原で見つけた石でも剥離性のあるものがいくつかありました。 黒曜石が手配できなくても、実際河原の石でどうにかしのげるかもしれませんね!

 

カブさんのグローブは牛革×ケブラーのグリップスワニーでっせ!

 

 

さてさて、黒曜石の破片でベーコン切ってみます。 ほんとうにおどろくほどすっぱすぱ・・・。 カッターナイフより鋭いんじゃないかってくらい? カミソリみたいな切れ方します(笑)

 

 

同じく小枝を黒曜石で串に加工して、ベーコンさします。 

 

 

あとは火をおこしてですね! ベーコン串にして焼いちゃいます!

 

 

ほふおふ・・・香ばしいですな! 朝からロケしてたもんで夢中になって気づけば夕方・・・なにも食べてなかったからベーコンがうまい☆ 

 

 

 

 ちなみにこちら、カブさんは先ほど一発で剥離した破片でストーンアックスにしちゃっタリしてみました!

 

 

 デェーン! テンションあがります! 新旧斧対決してみたいな! って鉄製の勝ちかそりゃ!

 

ガーバーのコンボアックスはアウトドアの万能薬!とりあえず外遊びの際にあると頼もしいです!

 

意外と楽しかったストーンナイフ作り!

 

 

という事で、この日は日が暮れてしまったので自宅に帰り、後日破片ではなく本体から削り出したストーンナイフを作ります☆

 

これかなりポイントなのですが、大まかに削り出したら、右側面、左側面を中くらいのハンマーではじくようにコンパクトにたたいて、面で剥離させてゆきまして形を整えます。 椅子に座って太ももでやると作業しやすいですが、マジでデニムごと切れそうになるので気を付けてくださいね。

 

本当はハンマーではなくシカの角?でやるそうなのですが、行きつけのナイフ屋さんで相談したら「あぁ!黒曜石に使うのね! シカの角あるにはあるけどちょっと手配に時間かかる!」と言われてしまい(笑) 

 

雑誌の締め切りは動かせなかったもので、思わずハンマーなどの近代の素材に頼りましたが、この十勝産の黒曜石マジかたすぎ。

 

本当に加工大変でした。 

 

ある程度いい大きさになったら、最後は先端がとがったツールで、パキッ、パキッと小さく小さく押して剥離させて刃をつけます。 先端が尖っていればマイナスドライバーでもキリでも棒ヤスリでもこの際大丈夫そうでしたが、実際はここもシカの角の先端を使うそうですね!

 

 

削って削って玉ねぎ大あった黒曜石も手のひらにすっぽり収まるコンパクトなものになってしまいました☆ 意外と?形になった?

 

これを作ったのかと思うと、本当に愛着ありますよ。 既製品を買うのとはちょっと違う愛で方ですかね。 ゆくゆく木の柄と接着して、フィクスドブレードオプシディアンナイフにしたいものです。

 

ちなみに接着剤は東急ハンズで相談したら、「うん、エポキシだねぇ間違いなく」と接着し続けて20年!みたいなオーラ出してたベテラン風の店員さんに言われました。 その昔はアスファルト?で固定していたようですが、そこまでは再現できず(笑)

 

あ、とりあえずハンテッドご覧になってみてください(笑) ゼロダークサーティやローンサバイバーやグリーンゾーンのような派手な感じの銃撃戦はありませんが、これはこれでハートがしびれるミリ好き必見の映画です☆

 

 

 

 

動画はこちら↓↓↓↓ Youtubeでどうぞ!

 

 

 

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