SUBDUED ロードトリップ2016夏 岐阜~富山~新潟ツアー DAY5 最終日
SUBDUED ロードトリップ2016夏
岐阜~富山~新潟ツアー
― Day 5 ―
最終日のこの日は、前々から行ってみたかった苗場山への登山道にある赤湯温泉 山口館へ日帰り入浴へ行ってツアーの疲れを癒す!?計画でした。
日帰り入浴の温泉と聞くと車で立ち寄ってひとっ風呂♪という感じが普通ですが、赤湯温泉は登山道を歩き、鷹ノ巣峠を越えてアクセスする、まさに秘湯。

先ずは苗場スキー場の脇の道から林道を進みます。
この林道が思っていたより長くて、本当に道あってるかな??と途中不安になります。
そして、到着したのが小日橋。
赤湯温泉のHPの案内だと、もうちょっと先まで車で入れる感じで書いてありましたが、工事中だったんですかね?
とりあえずここに車を止めるスペースがありましたのでココから徒歩で進みます。

しばらくは、舗装さえされていませんが、道幅のある林道を快適に進みます。
この日も天気に恵まれ、気持ちのよいハイキングです♪

ここは登山道と駐車場の分岐
どうやら通常ここまで車で入れるみたいです。

やがて榛沢橋という橋を渡り、ここから登山道らしくなってきます。

赤湯温泉まで1時間20分
親切にあとどれぐらい掛るかの案内があります。

森の中で涼しさはあるものの、歩いているとやはり暑くなってきます。
この日は最終日、温泉まで軽くハイキングという事でSUBDUEDのロゴTシャツにANURA、CURENTとかなり軽装。
山歩きですので、本当はタイツぐらいは穿いたほうが良いですね~ 案の定2度ほどダニに噛みつかれていました(笑)
もちろんザックには上着やパンツは入れて行きましたよ。
あとは、水、食料、ヘッドランプ、などなど・・・
電波の届かない山の中ですから、何があるか分かりません。油断大敵!!

登山道自体は鷹ノ巣峠に向かって登り、峠を越えて下って行くと赤湯温泉へ到着という感じなので、先ずは登りが続きます。

そして鷹ノ巣峠の頂上へ到着~
頂上といっても、特に何があるわけでもありません(笑)
あと45分

ちょっと行くと、見返りの松というところへこの当たりから下り道です。

と、ここで前から大荷物を持った方が!
もしや?と思った瞬間
「日帰り入浴の方ですか?」
と、話しかけられました。
「はいそうです!今日やってますか?」
と答えると
「父がいますので入浴して頂けますよ」
との事、赤湯温泉 山口館の方でした。
そして背中に背負っていた物は燃料を運ぶ携行缶!! これ満タンで、さらに後ろに付いたカリマーの大型ザックを満載にしたら・・・
いったい何キロになるのでしょうか?
定期的にこれを運ぶのですから、大変でしょうね~

赤湯までの道、特に見晴らしいの良い場所などはありません。
ひたすら森の中って感じですね。
森好きには居心地のいい場所でした♪
キノコも色々な種類がありました。

そろそろ終盤
急な下りになって来て、フィックスのトラロープが出てきます。

そして木々の隙間から見えてきました! 赤湯1号橋ですね。

この橋を渡るとゴールは目の前!

赤湯温泉にはテント場もありました。


すぐに赤湯二号橋が出てきます。
そしてここから見えるのが目的地の赤湯温泉です♪


汗だくで早く入浴したい!!
逸る気持ちを抑え、先ずは山口館で入浴料を払いに行きます。

赤湯温泉 山口館へ到着!!
山口館についての詳しい情報はコチラ

入浴料はお一人様500円です。
飲み物はビールが500円でジュース類が300円なかなか良心的な価格かなと。
ご主人にご挨拶して早速入浴します!

入浴心得をよく読んでから入浴しましょう。
山口館から向かって手前が薬師湯、玉子湯、奥が青湯です。

この日のこの時間
「他に誰もいないから青湯も入ってイイよ」
とご主人が言ってくれましたので、特別に青湯から入ってみました。
赤湯温泉の玉子湯・薬師湯・青湯はそれぞれ泉質が少し違うらしいので全部入れてラッキーでした。
でも、女性専用という事でちょっと落ち着かない(笑)
温泉好きなので混浴は全然抵抗なく入れるんですが・・・

ということで、青湯を出て薬師湯へ(写真忘れました・・・)
屋根と仕切りのある湯船で、この日のお湯の温度は、他の湯船より高めでした。
赤湯温泉は地下水量や地盤活動などでお湯の温度が変化するらしいです。
まさに大自然の中にある秘湯って感じですね!
そしてメインの玉子湯へ♪
「う~ん!ここが一番いいな!」とゆっくりくつろぎタイムです。

湯船のフチには、温泉成分が付着して茶色くなっていますね。

お湯の濁り具合はこんな感じです。

目の前を流れる清津川の清流がめちゃめちゃ綺麗でしたので水浴びしてみました!
めっちゃ冷たい!!けど気持ちイイ!!(笑)
誰もいないのを良いことに、湯船で温まり~水浴び!を数回繰り返しました♪

湯あがり後は山口館の中を見学させて頂きました。
ランプや薪ストーブがあって素敵な山小屋でした。

温泉でさっぱりしましたが、日帰り入浴なので来た道をまた帰らなければいけません。
水は片道の最低限の量しか、持って来ていませんでしたので、帰り道はSAWYERで清流の水を浄水して携帯します。

試しに付属のストローで直飲みしてみました!
冷たくて美味しい!!そして飲んでも飲んでも無くなりません(笑)

初めての赤湯温泉、行ってよかったです♪
登山装備で片道約2時間、気軽に入りに行く感じの温泉ではありませんが、秘湯好きの方は絶対気に入ると思います。
もちろん、苗場山への登山の途中に入るのも良さそうなので、いつかマウンテンリーコンクルーで苗場山へ赤湯経由で行ってみたいなと思いました。

帰り道はまたまた汗だく。。。
そして、車に着いた時には温泉に入った事を忘れるぐらい汚れと汗で、ひとっ風呂浴びたい状態(笑)
着替えて車に乗り、林道を下り、苗場スキー場を越えて17号へ
三国峠を越えて~
この辺りで気が付きます。
「あ、法師温泉の日帰り入浴にまだ間に合う時間だ!」
法師温泉は冬に数日間かけてスノーボードをしに行く時、東谷山BCなど比較的短時間で帰って来れる場所を最終日に持ってきて、その帰り道に良く寄るお気に入りの温泉です♪

この法師温泉長寿館は車で行けますが、なかなか奥まったところにあり、17号線から道を入ってくねくねと進んでいきます。
夏は余裕ですが、冬は雪に覆われ路面も凍結しますので注意が必要ですね。

法師温泉は、日本の秘湯を守る会の登録宿です♪
創業140年以上という歴史を持つ、ここの温泉宿は、国の登録有形文化財にもなっています。
法師乃湯は和洋折衷な造りの建物の中に、4つに仕切られた湯船があり、底に敷き詰められた玉石の間から源泉が湧いていて、時折ポコポコと泡が出てきます。
上を見上げれば入り組んだ太い柱、湯気を逃がす構造の立派な屋根、明治28年に作られた味わい深い空間で入る温泉は最高の時間です♪
ここは、映画テルマエロマエのロケ地としても使われていましたね。
特にⅡのエンドロールでは阿部寛さんと上戸彩さんが入浴していたのが法師乃湯です。
長寿館には、法師乃湯以外に玉城乃湯と長寿乃湯という湯船がありますが、そちらは宿泊客専用です。
前に宿泊した時に入りましたが、そちらも良いお風呂でした♪

風呂上がりに一本いかがですか?

最後は温泉旅行の旅番組みたいになっちゃいましたね(笑)
という事で5日間のSUBDUEDロードトリップは無事に家に到着して終了となりました。
全行程下道ドライブでしたが、無理のない距離の移動なので楽チンでした♪

予想通りの走行距離って感じですね。
今回、ずっと使用していたSUBDUEDのアイテムたち、特にANURAとCURRENTは、本当に快適な着心地で、改めてその良さを実感できた旅となりました。
次回は、冬にまたロードトリップをやりたいな~と思っていますので、また読んで頂ければ嬉しいです!
では皆さんまたフィールドでお会いしましょう☆